電子回路

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145MHz発振回路マルチバイブレーター電子回路電 源

1963年に工業高校電子工学科に入学、自分なりに頑張ったつもりではいますが、かなり昔の知識です。

アマチュア無線をやっていて、機器の製作や調整の時に必要な理論や知識は広く詳しく知っている方がよいが、たいていはオームの法則を知っていれば何とかなる。しかしアンプを作ったら発振はするし、発振器を作ると発振しない等と言うことはよくある事です、そこで測定器や電流制限の付いた電源を使用して調整して仕上げていくのです。実際には一番楽しくまた苦しい時間です。
無線機などには、沢山のトランジスタやダイオード、IC、抵抗、コンデンサ、コイル、トランス等の部品が使われており、その特性や使い方などの知識も必要です。

機構部品の使い方や加工技術等も必要ですね。見栄えの良い物を作ろうとすると一番難しいかも。当局の不得意とするところですHi。作った機器を愛着を持って永く使用するには大切な事です。

オームの法則(電気関係に携わる者にとっては基本ですね)

電流は加えた電圧に比例し、抵抗に反比例する。(I=E/R)
電力P=I×E(W)となります。(P=I2×R、P=E2/R)
殆どの回路はオームの法則で計算出来ると思っている。

抵抗の両端に加える電圧を2倍にすると、流れる電流も2倍になる、同じ電圧でも抵抗値が2倍になると流れる電流は半分になる。

キルヒホッフの法則

◆キルヒホッフの第1法則

電気回路の任意の分岐点において、そこに流れ込む電流の和は、そこから流れ出る電流の和に等しい。

◆キルヒホッフの第2法則

電気回路の任意の一回りの閉じた経路について、電位差の和は 0 である。

重ね合わせの原理

電源を複数持つ線型回路において、任意点の電流および任意点間の電圧は、それぞれの電源が単独に存在していた場合の和に等しい。なお、電圧源・電流源をそれぞれ取り除く場合は、前者は短絡、後者は開放したものとして考える。

鳳-テブナンの定理

任意の2端子回路について成り立つ、次のような定理である。

電圧源、電流源および抵抗からなり、2端子A、Bを持つ回路があるとします。
ただし、必ずしも電圧源や電流源や抵抗等全てが含まれていなくともよい。
この時、回路の内部がどのようになっているかに関わらず(ブラックボックスと言うことです)、次の方法によって1つの電圧源と1つの抵抗からなる等価電圧源を構成することができる。

端子AB間を開放した時にAB間に現れる電圧をVoとする。

2端子回路の中の電源を除去(電圧源ならば短絡し、電流源ならば除去又は開放する・・・無いことにすると言うこと)したときの端子ABから見た合成抵抗をRoとする。

このとき、この2端子回路は電圧Voの電圧源と抵抗Roの抵抗が直列に接続された回路と等価である。

このように電気・電子回路を解析、理解するのはいろいろ大変そうである。

しかし、このサイトで製作や実験している物は、ほとんどオームの法則と半導体の使い方(データシートをよく見る)を少し知っていれば何とかなる(なっている?)、あまり難しく考えないで実際にやって経験を積むのが最良の勉強になると思う。経験して初めて理論と実際の物が結び付くことは沢山あると思っています。さあ、頑張りましょう。

直列・並列接続

抵抗やコンデンサを直列や並列に接続して目的の抵抗値や静電容量を得る事が出来ます。
抵抗の直列接続:それぞれの抵抗値の和です。(R1+・・・)
抵抗の並列接続:それぞれの抵抗値の和の積です。(R1×・・・/R1+・・)