所有している電源の紹介です。
リニア電源(シリーズパス・レギュレーター)
商用電源(100V/200V・50/60Hz)をトランスで必要な電圧に変換してダイオードで整流し脈流とし、平滑回路を通して直流とします、その後、定電圧回路を設けて負荷変動による電圧の変動を小さくし、安全の為電流制限を設けて使用します。定電圧回路の入力電力と出力電力の差{(入力電圧-出力電圧)×出力電流}は、制御トランジスタで熱となりますので放熱は大変大事になります。シリーズパス電源の効率はスイッチング電源よりも悪くなります。
スイッチング電源(スイッチング・レギュレーター)
普通は商用電源(100V/200V・50/60Hz)を直接整流して平滑回路を通し直流とします。
その後、トランジスタのスイッチング回路で数kHz~100kHzの交流に変換して、トランスで必要な電圧に変換して整流し安定化して出力します。
トランスはフェライトのEIコアが多く使用されています。周波数が高いので同じ電力を扱う商用電源用トランス(50/60Hz)より大幅に小型化する事が出来ます、整流に使用するダイオードは高速動作の可能なファーストリカバリダイオードなどが使用され、またトランジスタもスイッチング動作なので損失が小さく総合効率の良い電源となっています。
当局では無線機用電源として使用中です(5V・40A) 3台
5V・40Aを4.6Vに調整し、3個直列接続して13.8V・40Aとして無線機の電源として使用中です、若干のノイズがあるので(IC-706、IC-970等では影響なし?)フィルタなど必要かな??今のところ問題は無いので対策無しで使用しています。
40Aも流せるフィルタなど持ち合わせはないし、作るための部品も無いし、そうだ30Aのコモンモードのフィルタ(AC用)は持っていた。同時に40Aも流すことはないので30Aで妥協しようか?
必要に応じて使用しています
5V・10A
5V・30A
5V・40A(無線器の電源に使用している物と同じ物)
12V・3A×3台
25V・3.5A
28V・1.5A
48V・1.5A
その他・修理など
また、壊してしまいました。(2016/10/22)
0~30V/0~5A(2014年5月購入)の電源で、バッテリーの充電をしようとしてプラマイを間違ってしまいました。
症状は、電流制限ツマミを回すと電流は流れますが電圧はゼロです。何処かでマイナスに短絡しているようです。
要修理(30V、1A)リニア電源
電動リールのテストしようとして(無茶でした)リールのスイッチをオンにしたのはよかったが、オフにした瞬間(ああ!!、スパイク電圧が)電源の電圧計がフルスケール(30V)ですよ、12V仕様のリールも昇天あそばされました、、がっかりしました。
リールはあきらめました!!、 やらなきゃよかった、と後悔しても後の祭り、実験に使うメインの電源なので修理しなければ。
*電動リールのテストはバッテリーで行いましょう。
(2010/12/13) 予想を立てて作業開始。先ずパワートランジスタが壊れたのだろうと(多分エミッタもコレクタもベースもショート状態、取り外さないでテスターで計って判断)思ったが、異常なし。
2SD110、2個手配してしまった。まっいいか。頭を冷やしてやり直そう。
電源が急に必要になり、2014年5月に30V-5Aの電源購入してしまいました、修理の意欲が無くなりましたHi。
実験や製作の時に使用する電源は、電圧を自由に設定出来ることは勿論、予想される以上の電流が流れないように設定出来る物があると、安心して実験や製作(調整)などを進めることが出来ます、当局の実験や調整には、定電圧・定電流電源(CV・CC)を使用しています