0~40dBm・終端型ミリワット・メーターの製作(2004年製作)

前面パネル

前面パネル

背面パネル

背面パネル

内部の様子

内部の様子

測定範囲

周波数範囲  :HFから50MHz程度とする。(これ位の周波数までだと自分でもアッテネーターの製作が可能と判断!)(2015/02/10 100MHzから50MHzに変更)

測定電力範囲 :0dBm(1mW)~+20dBm(100mW)
※内部に10dBのアッテネーターを2組用意して、30dBm(1W),40dBm(10W)に対応している
※(特に10W測定時には裏面のスイッチをオンにします)
内部のグレーの配線は、1.5D2V(同軸ケーブル)です。
回路図中、アッテネーターの390Ω2Wと有るのは、実際には1/2Wで組んだ。

終端型ミリワット・メーターの

終端型ミリワット・メーターの回路図

回路の出力インピーダンスが50Ωならば、入力端子(BNCコネクタ)に接続すれば、出力レベルがすぐに解ります、これで出力レベルの測定が楽になりました。自作機には10W以上の物はないので今のところこれで間に合っている。 周波数帯や電力的に間に合わなくなった時は、また考えることにします。
使用している抵抗器の2W、5Wはサンキン抵抗器、その他はカーボン抵抗器です。

校正

目盛りの校正にはエクセルにて下のような表を作製して、ディジタルマルチメーターにて電圧を測定しながら目盛りを記入した。 直流にて校正するので、交流の実効値の√2=(1.414)倍として計算しています。

計算式 V=sqr(R×P)×sqr(2)

計算式 V=sqr(R×P)×sqr(2)

使用方法

想定される電力によってアッテネーターのスイッチを切り替えて、発振器や増幅器の出力に接続します。
被測定回路の電源をオンにします、回路の調整をします。その時のメーターの表示が出力レベルになります。