-20dBm~-10dBm(10uW~100uW)
高周波マイクロパワー・メーターの製作

マイクロパワー計回路図(2015/02/17)

マイクロパワー計回路図(2015/02/17)

マイクロパワー計外観(2011/02/21写真追加)

マイクロパワー計外観(2011/02/21写真追加)

無線機を製作している時に1mW(0dBm)以下の信号の調整に必要になり、RFプローブを製作するよりも、電圧よりも電力値でデータがとれる物をと製作しました。

μPC1656Cを使用した広帯域アンプの出力をダイオードで検波してメーターを振らせます。

入力には、過大入力保護の為ダイオード(1S1588)を並列に2本とSWR補正の為に3dBのアッテネーターを配置してアンプに接続します。

測定範囲は -20dBm~-10dBm(10μW~100μW)、HF~50MHz

  • 電源の78L05×2は10Vの出力を得るICが手元に無かったので2段にして10Vを得ている。78L10(10V用3端子レギュレーター)が有れば1個でOKです。もちろんディスクリートで構成しても何の問題もありません。
  • ショットキーDi×2は始めに1SS97(在庫があった)を使ったが、検波出力が小さく、メーターの振れが小さかったので、手持ちのショットキータイプのダイオードを使用した。1SS16や1SS99などが良いのでは。
  • 校正はSGとアッテネータ(自作)を使用して行いました、正確ではありませんがアマチュアが使うには充分です。
  • メーターはdBm目盛りにしました。
  • 電源電圧は、+13.8V~20V位がよい、電流は50mA必要。
  • 測定範囲を拡大するには、外部にアッテネータを接続して使用する。