調整用信号源として使用する。
動 作:
11.275MHzの安定した、しかも±10~15kHzの可変可能な発振器(VXO)です
製 作:
コイルを使用しているユニットは、全てに言えますが、巻数、タップ、ピンの位置には注意をして下さい。 巻線が終わったら、必ず同調用のコンデンサ、ここでは120pFを付加して、ディップメーターで11.2MHz 位に同調するか確認しておいて下さい。 ほかのユニットと同じように、生基板の上にIFTのシールドケースの位置を決めて半田で固定します。 このとき、シールドケースの中身は外しておきます。 バリコンとコイルとの配線は出来るだけ短く、そして太く 2SC1907のベースからクリスタル-コイル-バリコン-アース迄の配線は振動に強い構造がベストです。
調 整:
用意するものは 9Vの電源(可変定電圧・定電流電源がよい)、006P(9V)など 周波数カウンタ-(20MHz位でも有ると重宝します) オシロスコープ(11MHzが観測できるもの)なくても何とかなる
[+R 9V]に9Vを供給します、電源電流は、10mA以内になると思います、異常に多いときは、もう一度回路の点検をして下さい。 コイルの2次側での出力が約+6dBm(4mW)で、安定して周波数が可変出来れば完成です。