今更ではありますが、じっくり基本から勉強してみたいと思います。私にとっては!!もう遅いかも知れませんが(時間が足りない?、面倒くさい!!などなど)

1個1個では何の仕事も出来ない(例外はあるかも知れません)部品ですが、その部品を組み合わせてエネルギー(電源)を与えることで、信号の増幅や発振などの機能を持ち、その機能を組み合わせる事で、無線機やコンピュータなどの機能を持った機械が出来る。

何かを勉強したり、物を作ったりするには、まづ敵を知る事が大事かと思います。その機能を分類し、使い方や特徴などを少しでも把握できると、応用も利くようになる(多分)かもしれないので自分なりに勉強をしてみたいと思います。
これより下の項目は無視は出来ませんが、あまり深く考えないで、まづ、実際に物を作ることにし、問題が発生したら考えることにします。

回路の分類(分類の仕方が正しいかは解りません)

はっきりした境界が有るのか解りませんが?特に周波数が高くなるとディジタル回路にもアナログ回路の知識や技術(ノウハウ)が必要になることが多い。波長が短くなる(周波数が高くなる)と信号の伝わる線路上の位置により信号の大きさと移相が変化してしまう。集中定数回路での考え方が通用しなくなる。などなど!!

アナログ回路

連続した電圧や電流の量を扱う回路、線形回路や非線型回路などがある。今のところ、アマチュア無線の高周波回路は殆どがアナログですね、だんだんとディジタルも入り込んできていますが、今までの知識で今暫くは遊んでいられる分野が残されていると思っています。

デジタル回路

離散的な数値で表現し、段階的な物理量として表現する、主にパルス(0か1、有るか無いか等、中間値を持たない信号)を扱う回路、ほとんどがスイッチング回路、演算回路、記憶回路など、今のコンピューターはこれが主です。アマチュア無線では、周波数カウンタやオシロスコープ、PIC、PLL、高周波の信号処理(DSP)など、どんどんとディジタル化が進んでいます、当局の頭では、なかなかついて行けませんHi

低周波回路

主に直流からオーディオ周波数を扱う回路??(0~30kHz)
オーディオアンプなども製作できると良いのですが、あまり手を広げても完成しませんね。アマチュアなので完成しなくても誰も文句は言いませんが、面白くないですよね・・・
無線機の中にも、マイクアンプや受信部の復調の後のオーディオアンプなどがあります。

高周波回路

オーディオ周波数以上の周波数を扱う回路(分け方が、いい加減ですね!!)(30kHz以上)

ディジタル回路は、アナログ回路の知識が無くては成り立ちません。今では扱う周波数が大変高くなり(GHzオーダー)、グランドや電源ライン、信号ラインなど全てのラインはインピーダンス(LCR)を持ち純粋に繋がっているだけと考える事は出来なくなります。
周波数の高い回路の製作や実験では、太く短くが基本です。部品の足は短く(チップ部品の使用が良いですね、但し老眼で扱うのは大変です、私はリード部品をストックしています)信号の流れに沿った配置・配線をして、グランドは広くなどを守ります。
周波数が高かったり、大電流を扱う所では、ちょっとした信号線の長さが、信号の位相を変化させ、信号の大きさも変化させます。またグランド(信号の基準点)と思っていたところが、実は電圧が発生していたりします、それらはトラブルが起きてから初めて気づくことも多いです。
また、調整・測定時のグランドの取り方や、測定リード(プローブ)の長さなどが無視出来ないことなどいろんな事が絡んできますので頭が痛いですね。

自分で落ちる落とし穴!!

誤解を恐れないで言うと、全ての回路でアース(グランド)が”0V”だと思い(込んで)回路動作を考えています(特に私は!!)、また矩形波(パルス)は立ち上がり立ち下がりの時間は(0と思って)無視して 、また電源電圧は一定で(変動しない)電流はいくらでも流せる??内部抵抗ゼロ(これは危険です) 現実にはこんな事はありませんが、いつの間にか忘れて遠回りしてしまうことが多々あります。
その内にオームの法則まで無視しているのに気付かずに!!