(2015/02/11)
高周波電力を伝送する場合(アンテナに電力を送る)送信機、給電線(同軸ケーブル)、アンテナと接続します。それぞれのインピーダンスが50Ωであれば何の問題もないのですが、現実にはそうは上手いきません。インピーダンスの不連続部分(50Ωと違う)で電力の反射が起きます、この反射電力(反射波)と送信機からの電力(進行波)との比を定在波比と言います。この進行波と反射波を分離して検出(方向性結合器)し整流してメーターで表示します。検出は電圧として検出しますので電圧定在波比(VSWR)と言います。インピーダンス整合が大事なのは非同調給電の場合で、同調給電の(ハシゴフィーダーなどを使用)場合はその限りではありません。