動作説明
1.Q21は変調&復調回路のAF出力部(to AFAMP)よりの信号を増幅
2.Q24はQ21からの信号を受けてコレクタ電圧が変動するのをコンデンサ(C64)で平均化する、入力信号が大きいときは、コレクタ電圧が低下する。
3.Q28はQ26のエミッタ電圧を受けてAGC電圧を出力する。
4.Q29はQ28から信号を受けてSメーターを振らせる。及びS表示の発光ダイオードを点灯する信号を出力します。
5.回路の動作は、低周波と直流なので、すぐ理解できると思います。
*もっと高機能で簡単な回路があると思います、良いアイデアがございましたら、是非ご教授下さい。
組 立
1.使用トランジスタにNPNとPNPがありますので、足を間違わないように注意します。
調 整
1.電源を接続します。
2.入力端子をグランドに接続します。
3.この時のAGC OUT電圧が、電源電圧とほぼ同じになります。
4.入力端子にオーディオ信号(10~100mV位)を加えます。
5.この時のAGC OUT電圧は電源電圧より、かなり低くなっているはずです。
6.うまくいかないときは、トランジスタQ5のコレクタの波形を観測しながら入力電圧を可変してみて下さい。
7.変化がないときは、どこか間違っているか、部品不良・定数間違いの疑いがあります。
8.トランジスタの足の確認、電解コンデンサの極性、ダイオードの極性などの確認をします。
*全ての組み立てにいえることですが、信号の流れに沿って組み立て、確認をしながら進めると、回路の動作も解り、トラブルも少ないと思います。